日本で連載された“あの作品”も! 2019年に韓国で読者を熱狂させたWeb漫画は?

2019年12月11日 社会 #漫画 #韓流ドラマ
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韓国のWeb漫画ポータル、NAVER WEBTOON(ネイバー・ウェブトゥーン)で連載中の3作品が、「2019 大韓民国コンテンツ大賞」の漫画部門で受賞を果たした。

【写真】“美しすぎる漫画家”もここから誕生した! NAVER WEBTOONが世界1位に

「2019 大韓民国コンテンツ大賞」は、韓国の代表的なコンテンツ産業の中で特に優秀なものが表彰される授賞式。海外輸出、放送産業、漫画産業、キャラクター産業、アニメーション産業の計5部門から選定が行われる。

漫画部門は、1年間で1冊以上の単行本出版、3カ月以上のオンラインで連載という基準を満たした作品の中からストーリー性、大衆性、漫画文化への寄与度などを評価して選定される。

今回はNAVER WEBTOONで連載された『他人は地獄だ』『病の味』(原題)、『ゾンビになってしまった僕の娘』(原題)が受賞の栄冠を手にした。大統領賞1作品、長官賞3作品、院長賞1作品という計5つの枠の中で自社連載作品が3枠を占めるという快挙を果たし、NAVER WEBTOONは韓国を代表するWeb漫画プラットフォームとしての威厳を今一度証明することとなった。

なかでも大統領賞を受賞した『他人は地獄だ』(キム・ヨンキ作)は、連載期間10カ月の間に累計アクセス数が8億件を突破。上京した青年が不気味なアパートで他人による地獄を経験する同作は、漫画アプリ「LINEマンガ」を通じて日本でも連載されるなどして熱い人気を博した。

『他人は地獄だ』

新感覚のホラー&サスペンス漫画として話題を集めた『他人は地獄だ』は、去る8~9月に韓国の映画専門チャンネルOCNによって実写ドラマ化されている。俳優イム・シワンとイ・ドンウクが主演を務めたという話題性も作品の価値を高めた。

文化体育観光部長官賞を受賞した『病の味』は、若者たちの不安や社会問題を扱う漫画家、ハ・イルグォンによる作品。主人公イ・ジュンが経験する精神疾患と傷を負った内面世界を繊細に表現し、青少年らの共感を誘った。韓国漫画映像振興院が主催する「2019 今日の韓国漫画」に選ばれたこともある。

韓国コンテンツ振興院長官賞を手にしたのは、イ・ユンチャンによる『ゾンビになってしまった僕の娘』。本作は、ゾンビになった娘を人知れず育てる父親を描いている。ゾンビというテーマを通じて現代社会に蔓延した孤独感や嫌悪、そしてその中で感じる父性愛を伝えており、家族愛の描写と作家特有のギャグセンスが好評を得ている。

(写真左から)『病の味』『ゾンビになってしまった僕の娘』

NAVER WEBTOONで韓国ウェブトゥーンを担当するキム・ヨジョンリーダーは、「NAVER WEBTOONから3作品が受賞するという快挙が喜ばしい。自社Web漫画作品の持つ優れた競争力と作品性が、高く評価された成果だ」とし、「今後も新鮮なテーマと多彩なコンテンツを披露するために弛まず努力し、作家の育成や支援にも全力を尽くす」と今後の抱負も伝えている。

NAVER WEBTOONは、2004年に韓国ポータルサイトの最大手NAVERが立ち上げた独自のWeb漫画プラットフォーム。2014年にグローバル市場に進出したが、傘下法人LINE株式会社の知名度がより高かったことからLINE WEBTOONの名でサービスを展開した。

日本では現在、漫画アプリ「LINEマンガ」を通じてNAVER WEBTOONの連載作品を読むことができる。

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