“日本不買運動”の影響は韓国プロ野球にまで…沖縄の春季キャンプ、今後どうなる?

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韓国で日本に対する反感が広がり、日本製品の不買運動が拡大している。日本旅行も自制する雰囲気だ。

事の発端は、日本が自由貿易の互恵主義と相互信頼を破ったこと。半導体材料などへの輸出規制で、国家間の分業システムが毀損した。

実際、日本と韓国は隣接する国がほとんどそうであるように、長い間、対立と均衡を成してきた。しかし最近になって、日本が政治ではなく経済をターゲットにして、混乱が広がっている。安倍政権が輸出規制という手段に出ると、韓国政府は「克日」を論じるようになった。

日本と韓国の関係が早めに正常化されず、複雑な関係が長期化すると、その影響はスポーツ界にまで及ぶことになる。そのなかで最も大きな影響を受ける種目が、プロ野球だ。

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韓国の多くのプロ野球選手が、日本製の野球道具を使用している。自分の手や体にフィットする道具を選んでいるだけに、他の会社の道具に替えることは感嘆ではない。

さらに気になる問題は、日本で行われる韓国プロ野球球団の春季キャンプだ。

特に沖縄では、10球団のうち、半分以上のチームがキャンプを行う。両者は長期間にわたって交流し、厚い信頼関係を築いてきた。韓国プロ野球チームのキャンプは、沖縄の立場としてもプラスだろう。入国歓迎会を開いて喜ぶほどだ。複数球団が訪れることで、レギュラーシーズンに備えた練習試合も行いやすくなり、周辺でキャンプする日本のプロ球団との練習試合も活発だ。

LGツインズは沖縄の石川球場でスプリングキャンプを行った。2月26日、うるま市の関係者が訪れ、歓迎行事や地域特産品を贈呈した

韓国野球委員会(KBO)と各球団は現在、日本不買運動の推移を注意深く見守っている。沖縄に替わる場所を探さなければならない状況になることを望んでいないが、もし突発的なきっかけで事態がさらに大きくなると、悩みの種になる可能性があるからだ。

しかし、すでに来年の春季キャンプまで契約した球団もある。さらに沖縄恩納村野球場に20億ウォン(約2億円)を投資し、19年目の使用中であるサムスン・ライオンズは、現実的にキャンプを別の場所に移すことが難しい。それらの球団は、世論に反することで余計な誤解を呼ばないかと事態を注視している。

今年や来年に限らず、沖縄の代わりとなる代案はあるだろうか。

事実、沖縄にキャンプを構えるチームは、数年前から天気の問題で頭を悩ませてきた。韓国に比べて沖縄は気温が高いが、春季キャンプの時期は雨季。雨の日が多く、練習試合をキャンセルして室内トレーニングに置き換えるケースが増えているからだ。

沖縄に雨が降ると、サムスン・ライオンズの選手たちは室内練習場でトレーニングを行う

そのため少なくない球団が“脱沖縄”を長年考えてきた。斗山ベアーズとLGツインズの関係者は、韓国の慶尚南道・南海や済州島、2軍のキャンプ地である台湾を代案として挙げた。しかし韓国内では寒さが問題となり、台湾は天気こそ良いが設備が沖縄に及ばないという欠点がある。

斗山のキム・テジュン広報チーム長は「最も良いのは韓日関係が良くなること」と前置きしながら、「キャンプ地を替えるとなった際、1チームだけが替えると、紅白戦しかできなくなる。3~4球団が一緒に替えてこそ、練習試合をすることができる」と話した。まず複数の球団が意見を揃えることが先決ということだ。

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NCダイノス、ハンファ・イーグルス、ウリ・ヒーローズ(現キウム・ヒーローズ)が韓国・済州島でキャンプを行っている

キム団長は「日本のプロ球団が沖縄でキャンプを行う理由のひとつは、自国ファンのためのサービスという面もあるだろう。韓国の球団もファンが訪れやすいキャンプ地を探して、ファンの関心をシーズンまで継続させる雰囲気を作らなければならない」と、国内キャンプの利点を付け加えた。

韓国での春季キャンプが実現すれば、野球の底辺拡大にも大きな助けになるとの見通しだ。

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